■ちばシステム共同利用 情報セキュリティポリシー

 インターネットをはじめとした情報通信ネットワークの急速な普及、電子商取引等の拡大等、社会における
IT化の進展は著しく、民間部門だけではなく、行政部門においても住民の利便性の向上、行政の簡素効率
化、透明性の向上を図るためにも、インターネット等のITを活用した行政サービスを提供することが望まれてい
る。国においても電子政府の実現に向け、手続き等のIT化が進んでいるところであり、地方公共団体もIT化
に対応していかなければならない。

 千葉県電子自治体共同運営協議会(以下「協議会」という。)では、インターネットを活用した各種電子
行政サービスを千葉県及び県内市町村が共同運営を行う。情報セキュリティポリシーは、協議会が所掌する
情報資産に携わる全ての職員、非常勤、臨時職員及び外部委託事業者に浸透、普及、定着されるもの
であり、安定的な規範であることが要請される。しかしながら一方では、技術の進歩等に伴う情報セキュリティ
進歩等に伴う情報セキュリティを取り巻く急速な状況の変化へ柔軟に対応することも必要である。

 このようなことから、情報セキュリティポリシーを一定の普遍性を備えた部分としての「情報セキュリティ基本方
針」と、情報資産を取り巻く状況の変化に適切に対応する部分としての「情報セキュリティ対策基準」の2階層
から成るものとして策定することとする。また、情報セキュリティポリシーに基づき、情報システムごとの具体的な
情報セキュリティ対策の実施手順として「情報セキュリティ実施手順」を策定することとする。